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ストレス

ストレスの発散方法が分からない

先日、ある企業で実施した管理職研修の中で、「ストレスの発散方法がわからない」という悩みを持っておられる方が数名いらっしゃいました。

ただ、この方がストレスを「解消」しようとするのではなく、「発散」しようと考えておられたところが素敵です。

ストレスは「解消」しようとしても、その原因を取り除くのはなかなか難易度が高いです。

会議で他部署のメンバーと意見が衝突しても、それで会社を辞めるわけにはいきませんし、エアコンが効かない部屋で作業をしていても、自分の独断でエアコンを増やすことはできません。

ストレスはその根っこを引っこ抜けば良いと思いがちですが、それよりは、葉っぱに着いた雨の水滴をパッパッと掃う方法を考えたほうが何倍も有意義です。

「解消」ではなく「発散」。これがミソです。

 

どんなストレスの発散方法をお持ちですか?

これを読んでくださっている方は今どんなストレスを抱えておられるでしょうか。

そのストレスは発散できていますか?

上手にストレスを逃がすための自分なりの方法をいくつ持っているかでストレス耐性も変わってきます。

真正面からぶつかるのではなく、上手にかわす方法。

みる、きく、かぐ、味わう、ふれる。

頭を空っぽにして、五感をうまく使うことが「発散」のためのカギになります。

 

特に効くのは嗅覚の刺激

香りはダイレクトに感情や本能を支配する脳に作用します。

視覚や聴覚などは、視床や大脳皮質を経て大脳辺縁系へ到達します。それに対して、嗅覚は嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系へ入ります。

嗅覚が人間の五感のなかで最も原始的で本能的な感覚と言われるのはこのことからです。
大脳辺縁系は、食欲などの本能に基づく行動 、喜怒哀楽などの 情緒行動 を支配し、呼吸や消化などの自律機能にも大切な役割を果たしています。

一般的にリラックスさせる香りとして、ラベンダーやシダーウッドが有名ですが、それ以外の香りでも自分でゆったりした気持ちになるものを1つみつけると良いでしょう。

 

コーヒーの香りがリラックス効果を生むって本当?

コーヒーはお好きですか?

私は1日のうちで1回。チビちゃんたちのお相手の合間をぬって豆をひいてコーヒーを入れることを楽しみにしています。

コーヒーが苦手な方も、その香りは心地よく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

以前テレビでコーヒーの香りを寝る前に嗅ぐと眠りにつきやすいとやっていました。

飲んではダメです。嗅ぐだけ。

眠りにつきやすくなるのはリラックス効果によるものですが、コーヒー豆の種類によってその効果は異なるようです。

ブルーマウンテンやグァテマラの香りをかぐと、α波が出現しリラックス効果があることが立証されています。

それに対して、マンデリンやハワイ・コナには集中力を高める効果があるようです。

寝る前はブルーマウンテン、仕事に集中したいときはマンデリンと使い分けるとよさそうです。

 

使いこなせなかったドリッパー

Doorsで一目ぼれしたドリッパー。

Doors ドリッパー

ステンレスフィルターのコーヒードリッパーで、ペーパーだとこしてしまう旨み成分も抽出できるというのが売りだったのだけど、入れるときに冷めちゃうという大きな欠点が。

飲む瞬間から温いコーヒーはいただけない。

ということで、2,3回の使用で戸棚の奥へと片づけてしまいました。

今はもっぱらペーパーでこして、いただいています。

コーヒーのアロマ効果を楽しみたいなら、電動ミルがお勧めです。

コーヒーを豆で買うようになったのは、この福袋がきかっけでした。

コーヒー豆200g3種類の径600gと電動ミルのセットです。

 

 

夜寝る前にブルーマウンテンをひいて、香りを十分に楽しんで、ひいた豆は翌朝楽しむとして、リラックス効果をねらうのもありだと思います。

コーヒー好きな方はひいたらその場で飲んでしまいそうですけどね。

ひきたてのコーヒー豆の香りは最高です。

あなたも心地よい眠りにつきませんか?

 

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