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夏の海

夏休みの旅行

夏休み、どこかにお出かけする予定はありますか?

仕事先でも昼休みトークでは、「子どもと中国に行く」、「夫婦でベトナムへ」など海外旅行をされる方が多くて羨ましい限り。

といっても、既に7月も終わろうとしているこの時期に、来月行く宿の予約が取れるのか?

大丈夫です。平日に1日有給をとれば今でもまだ間に合います。

 

年次有給休暇取ってますか?

病気になったから、お葬式が、結婚式がってそんな理由ではなく、有給を取得しましょう。どうせ大半を捨てちゃうんでしょ?

8月に旅行のために有給を取人。初年度こそ「え?」なんて反応があるかもしれませんが、それは初めだけ。

次の年も、その次も続けていれば、「○○さんは8月に有給を取って旅行に行く人」と認知され、誰も気にもとめなくなります。

8月の末なら今から1ヶ月もありますし、急に言われても無理!と会社が時季変更権を行使することはできません。

それに、計画的に取得するのであれば、仕事が出来る人なら当日までに休みが取れる体制を整えておくことは不可能ではないはずです。

 

8月?暑いよね。動きたくないって方

こんな暑い時にわざわざ動きたくありませんって方は、10月、11月の宿をおさえにかかるのにいいタイミングかもしれません。

過ごしやすくなってからの旅行は、温泉なんかまた格別でしょうね。

紅葉を見に行くのか、食べ物を目当てにご当地を訪れるのか、はたまた海外にいって非日常体験を楽しむのか。

今からであれば、選択肢はいくらでもあります。

 

いつ何があるかわからないから休めない?

「そんな先の予定、今からわからないからムリ」と思った方。

予定があいたら休むというスタンスではいつまで経っても休めません。スケジュールなんで空けようと思って空けないと空きません。

休めないと思ったあなたはダラダラ残業さんタイプではないでしょうか。

人の集中力なんて長く続きません。1日の中の、1週間の中の、1ヶ月の中のメリハリ。

メリハリを持った仕事をして、リフレッシュのための休暇を計画的にとりましょう。

取ると決めたら、その日仕事が入らないように、周囲を巻き込んで調整するのです。主体的に動けば、それが可能になります。

そして、それをしない限り、リフレッシュのためのお休みなんて一生取れないのです。

 

時代は変化している

長時間労働が美徳。「24時間働けますか?」なんて言っていた時代はもう終わっています。

政府が「働き方改革」と銘打って動いているのをご存知ですか?

仕事なんでやろうと思えばいくらでもあります。無尽蔵に時間を費やせばよいという感覚を今すぐすてましょう。

限られた時間でいかに効率を上げて仕事ができるか、それはこれからの評価のポイントです。

明日でも、明後日でも良い仕事をダラダラやって、次の日にすることがなくてぼんやりしてみたり、ってそんな効率の悪い働き方は評価されない時代がきます。

日本のホワイトカラーの生産性の低さをご存知ですか?

2014年の日本の労働生産性(就業者1人当たり名目付加価値)は、72,994ドル(768万円/購買力平価(PPP)換算)。順位をみるとOECD加盟34カ国中第21位だった。2005年から21位の状況が続いており、主要先進7カ国でも最も低い水準となっている。  公益財団法人 日本生産性本部より

信じがたい事実です。

ONとOFFのスイッチを上手に使えるようになる

気持ちの切り替えがスムーズにできるようにトレーニングしてみましょう。

働くときはしっかり働き、休む時は頭を空っぽにして思いっきり休む。

このメリハリが、筋肉の緊張と緩和によるリラックス効果のように、自身のメンタルを柔軟にしてくれます。

ストレスの軽減、解消、コントロールのためにも、まずは計画的な年次有給休暇の取得からはじめてみませんか?

 

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