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このブログ記事は2009年から綴っていた別ブログの記事の一部(舌癌の記録)を引っ越したものです。

舌癌の疑いから告知、入院手術、術後の記録を綴っていたものなります。

 

痛み

 

舌癌、術後の痛みで眠れない

手術の日は、お昼に病室に戻ってきてから、人生で経験したことがないくらい(角膜の一部が剥がれたときと同じくらいかも)の痛みが続く。
いつまで続くんだろう、あれから何時間たったんだろう、夕食の配膳が始まっている、まだ6時かぁと思いながら、長い長い夜を迎えた。

口の中に溢れてくる血と粘り気の強い唾液が直ぐに溢れてきそうになる。

その度に苦しい気持ちと戦いながら吸引の管を突っ込んで吸い出す。

痛みを我慢。吸引。痛みを我慢。吸引。この繰り返し。

眠れるわけもなく、何となく辺りが明るくなってきて5時前後かな?と少しほっとした。

 

ナースコールを押すのも気を遣う

その後、少し寝て、看護士さんに起こされ、起きあがらされて足につけてた血栓防止用装置が外される。

しんどくてクラクラしてる中、看護士さんに「術着から着替る?」ときかれ、“しばらく動けない”と考えてると「じゃ、着替えたい時よんでね」と足早に去ってしまった。

そのまま数時間、空調の効きすぎで寒くなってきた。

着替えるだけでナースコール呼ぶのも気が引けてると、しばらくして看護士さん登場。

「寝てて良かったのに」と言われつつ、点滴の管の途中の接合部を外してもらう。

管の一部と針は手についたままの状態。

でもこれで何とか着替えられそうだ。

手の甲から伸びた管を引っ張らないように気をつけながら、どうにか着替えが終わった。

これでまたまた少しほっとした。

着替え終わってしばらくすると看護士さんがきて、また点滴の接合部を本体と繋いでもらい横になった。

 

術後1日目は気力なし

術後1日目。この日は、主人、両親、妹がきてくれていたけど反応も出来ず、しんどくてただただ寝てるだけだった。

妹が小さなホワイトボードを買ってきてくれていた。

これが今は大活躍している。ありがとう。

 

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