Pocket

このブログ記事は2009年から綴っていた別ブログの記事の一部(舌癌の記録)を引っ越したものです。

舌癌の疑いから告知、入院手術、術後の記録を綴っていたものなります。

 

東京タワー
今日は昨日のように突然の雨も降ることなく気持ちの良いお天気の東京でした。

昨日は、病院から出たらザザぶりの雨。

去年の8月27日に舌癌の手術をしてから1年8カ月目の経過観察の日でした。

そんな昨日は田中好子さんの告別式でしたね。肉声メッセージをきいて号泣してしまいました。

どんな気持ちであの録音をされたんだろう。

どんな思いでご主人はそこに付き添われていたんだろう。。。

とても柔らかなおっとりされた雰囲気のスーさん。

その表情を支えていた気丈な部分が周囲の人への温かさに繋がっていたんだろうなぁ。

胸がグーッと苦しくなって、声が出るほど泣いてしまったのはいつぶりだろう。

癌は部位によって、また同じ部位でもその細胞の悪性度によって予後が随分と異なるんですよね。

早期だから切れば完治というものではなく・・・。

そこからが始まりで、どうつきあっていくかのスタート地点。

毎日癌のことばかり考えて過ごすわけにはいきませんが、毎日を精一杯楽しく過ごしたいと強く感じた1日でした。

東京にいる間に舌癌の手術で縫い込まれてしまった唾液腺を何とかする手術を受けます。

昨日は次回手術の事前検査で、心電図とってレントゲンとって血液検査して、終わって病院を出たらザーザーと雨が降っていました。

東京に来て4年。

一度も東京タワーに行ったことがないので、寄って帰ろうと思っていたのだけれど、傘も持ってきてないし、次回にすることにしました。

空の青に映える東京タワーがみたいな。

 

 

Pocket