「24時間戦えますか?」
このブログを読んでくださっている方の中で、こんなCMが流れていたことを知っている人はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
先日、訪問した企業で、取締役総務部長の隣に入社2年目の女性が同席されていました。
話の流れの中で「24時間戦えますか?」なんてCMが流れていた時代がありましたけどねと言うと、
「えぇー!そうなんですか。」と目を丸くしていた彼女。
そうかー知らないよね。
長時間労働はよろしくないと少しずつ世間の意識も変わりつつある中で、いまだに「長く働いていること=頑張っている」と評価する人の多いこと多いこと。
8時間でできることを12時間かけてしてみたり。
周りが帰らないから帰れないとみんなが思い込んでいたり。
日中いくらでも機会があったのに帰り際に指示を出す上司がいたり。
出来る人に仕事が集中するからという理由になっていない理由でで思考停止。業務分解して誰でも出来る仕事を他に分散させることもしない組織があったり。
定例業務をある程度マニュアル化すれば時間短縮できるのに、どうでもよいことに時間をかけて忙しいつもりでいることに気づいていない人がいたり。
そんな私も以前は所定労働時間は18時までなのに、21時が定時のような会社で、毎日22時、23時に会社を出るような働き方をしてきました。
上場会社なんですけどね。
仕事は18時頃にはとっくに終わっていました。
が、帰れない雰囲気が半端ないのです。
少し早く21時に帰ったりした日には、次の日に出社すると嫌がらせのように前日の業務のフィードバックが恐ろしい長文メールで送られてきていて朝一から気分がズドーンと沈んでいました。
しかもフィードバック内容は顧客に影響しないグループ長の個人的なし好の押しつけだったりして最悪でした。
その日の夜遅くした仕事ではないので、日中に口頭ですればよいことだと思うのですが、当時のグループ長は「何さっさと帰ってんのよ!」という気持ちをフィードバックメールに乗せていたのでしょう。
直属の上司はそのグループ長とは違う人だったので、どう考えてもおかしいと思うフォードバックについては相談をしていたのですが、全てグループ長のいう通りだという回答でした。
その会社を退職したあとで、当時の上司とグループ長がつきあっていたということを聞いて全ての謎が解てたのでした。
今はなぜそんな会社さっさとやめなかったのか。。。たくさんの時間の無駄遣いをしてしまったことを悔いています。
少し話がそれましたが、
あなたは日中何時間集中してお仕事をしていますか?
本当に所定労働時間内に終わらない仕事量ですか?
そうだとしたら、その全部が絶対にやらなければいけない仕事ですか?
昔からやっているからという理由で目的も意味も分からずにやっている仕事はありませんか?
やらなくてもよいことをやめる勇気をもちませんか?
今、働き方を変えれば未来が変わります。
少し立ち止まってあなたのワーク・ライフ・バランスを考えてみませんか?
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