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本島へ出港

瀬戸内国際芸術祭2016 秋会期も明日11月6日で終了します。

秋会期のみの西の島を伊吹島、粟島、高見島と巡ってきました。そして、今日は本島へ。

9時に丸亀港を出港する船への乗船を目指して家を出発。本島までは35分かかります。

 

外の椅子に座っていたのですが、瀬戸大橋が綺麗に見えて、絵になる眺めはいつまでも眺めていたいものでした。

そのお陰で、今までのどの島への移動よりも短く感じました。

本島に到着して、港から近い作品から当初は回る予定でしたが、人の流れをみて、一番遠い145番の作品「水の下の空」から見ることに変更。

シャトルバスのフリー切符大人500円を買って、一先ず「笠島北」を目指しました。

 

No. 145 水の下の空

 

水の下の空

網で作られた船のような作品。

船や空を映し出し、水面のような、船の影を思わせるような楕円形。

瀬戸大橋もみえ、島の瀬戸芸盛り上げ隊の皆さんが船に乗って「ようこそ!」と船を走らせて来てくださいました。それが下の写真に写っている船です。

 

水の下の空

 

作品No. 144 Moony Tunes

テクテク歩いて、144番の作品へ。

本島は昔、石の産地だったそうです。月が表現されている空間。幻想的でした。

Moony Tunes

 

海や大いなる宇宙とのかかわりの中で島が表現されている作品です。

Moony Tunes

 

作品No. 146 善根湯×版築プロジェクト

またテクテク歩いて、146番の作品を目指します。瀬戸大橋の眺めも最高です。

瀬戸大橋

しばらくすると道端に作品が見えてきました。

善根湯×版築プロジェクト

優秀な船大工さんが多かった島。その復活を願って前回の芸術祭で「善根湯」が建設されたそうです。

この塔に登ってみる瀬戸大橋もかっこいいです。

 

作品No. 143 産屋から、殯屋から

次も島に住む猫ちゃんたちをたくさん眺めながらテクテク歩いて、到着。

産屋から、殯屋から

両墓制(遺体の埋葬と墓参りの用のための二つの墓を用意すること)に着目して作成された作品です。

中に入ると。

産屋から、殯屋から

穴の中は暗くて肉眼でははっきり見えませんでしたが、写真を撮ってみるとこんな感じでした。

 

次は船を降りた港周辺に作品が固まっているので、「甲生口」からバスに乗ることに。

シャトルバスも1時間に1本くらいしか走っていないので、11時33分発のバスを目指して速足で作品を見てきました。

バス停で少し待って、来たバスは満車。次のバスがすぐ後ろに来ているから乗って!と言われて、乗ったバス。

終点「屋釜浜」まで行って、本島泊港に折り返すバスだったので、今まで歩いた道のりをもとに戻り、先に降りた笠島北を通過しての折り返しでしたが、フリーパスも買っていることだし、取りあえず足休め。

 

お昼はどこで食べよう

港に帰ってくると12時を少し回っていたので、とりあえずバスを降りたところから見えた「島娘」というところで昼食をとることにしました。島娘弁当は売り切れということで、たこ飯500円とたこの天ぷら500円。たこコロッケを買って2階に上がって、食べました。たこ飯、なかなかおいしかったです。

作品「そらあみ」の方に歩いていく途中で海側に「所見坊」というお店もありました。そこはうどんもメニューにあるようでした。

作品No. 138 Vertrek「出航」

 

Vertrek「出航」

咸臨丸にちなんだ作品。船の彫刻です。

作品No. 139 シーボルトガーデン

 

シーボルトガーデン

シーボルトに知なんだ作品のようですが、色んな植物が植えられているものの、どう写真におさめたらいい分からず。

恐らく作品の一部ではないけれど秋らしいこちらの写真くらいしか残っていませんでした。。。
シーボルトガーデンのすぐ横にある作品No. 190 12島の物語回遊式アニメーション。パラパラ漫画のような面白い絵が沢山描かれています。こちらも写真を撮ってもおもしろくなさそうなので、撮っていません。

 

作品No. 142 そらあみ<島巡り>

 

 そらあみ

子どもたちはこの砂浜で持参したお砂場セットでしばらく遊んでいました。

砂浜が貝殻だらけだったので、私はしばらく割れていない貝殻を探して集めていました。

本島は海水浴場を探していた時の候補の一つでした。丸亀港から船で行けないので、タープ等の日よけを持って行けないのがネックであきらめましたが、子どもたちがもう少し大きくなって荷物が少なくなったら行ってみたいと思っています。

作品No. 141 咸臨の家

咸臨の家

改めて光を感じる機会となる作品が多いように感じる瀬戸内国際芸術祭。

この作品も光と水が織りなす場の空気感が心地よくて、時間が許すならずーっと椅子に座って眺めていたかったです。

 

作品No. 140 漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト

漆喰・鏝絵かんばんプロジェクト

島に点在する作品の看板。

みーつけた。船にもありました。

 

本島の方による心温まるお見送り

 

本島お見送り

 

本島を出港する船をお見送りしてくださる島の方々。

太鼓に笛、おたふくのお面をかぶった方の踊りや旗振り隊。

心温まりました。

いただいた地図で観光スポットが島に点在していることが分かったので、また機会をみてのんびり島めぐりをしてみたいと思います。

楽しかった。

お天気にも恵まれ、心もきれいにお洗濯出来て、パリッと乾きました。

来週も頑張れそうです。

明日で瀬戸内国際芸術祭は終わってしまいますが、直島、小豆島をはじめとした島を巡ってみるのも楽しいですよ。

本格的に寒くなる前に、是非一度訪れていただきたいと思います。

のんびりと島内を散策するだけで、心のエネルギーがチャージされる感覚を感じることができます。

旅の行先の候補の一つにしてみてください。

 

 

 

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