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瀬戸内国際芸術祭 粟島

瀬戸内国際芸術祭2016 秋会期は秋のみ開催される西方面の島を巡る予定にしています。

先週の沙弥島に続き、今週末は粟島に行こうと思っていました。

が、月曜日から週間天気予報は週末雨予報。

何だかんだで雨が降らない香川県。まぁ、その日になったら降らないよね。なんて軽く考えていました。

土曜日の朝を迎え、天気予報を確認すると、土曜日も日曜日も降水確率20%。

大丈夫だね。10時35分に須田港を出発する便に間に合うように自宅を出発。

家を出たと思ったら雨が降り始め、高速を走っているとまあまあ大降りになってきました。

雨の中の粟島散策でしたが、素敵な作品にたくさん出会えました。

 

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島の作品はNo.156~No.162までの7つ

 

粟島の作品

雨に濡れてボロボロですが、いただいた地図は温かみのある手書きをプリントしたものでした。

11時に港に着き、反時計回りで作品を見ていきました。

 

NO.156 瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト 「一昨日丸」

テクテクと海岸沿いを歩いていくと、船の美術館が目に入ってくるはず、、、

って「どれ?」

と思ったら、その作品は出航していました。

一作日丸のツアー

一作日丸のツアー

船の中には海底か拾いあげた品が展示されているのですが、その船に乗るツアーがあるらしい。

このツアー。次回が13時30分発と聞いて迷いましたが、子どもたちが船の中で騒いで周りに迷惑をかけそうなのと、帰りの船が14時半発だったので、戻ってきた船の中を見るだけにすることにしました。

 

後ほど戻ってきた船を撮ったのがこちら。

一昨日丸

 

出鼻をくじかれたので、一先ず腹ごしらえ

初っ端にみようと思った作品の姿がなく、取りあえず他の作品から先にみようと思ったのですが、11時過ぎていてお腹も空いてきたので、早めにお昼をとることにしました。

粟島は、港を降りて156番の船に向かうまでにいくつかお店が出ています。

パンやたこ飯・たい飯、ケバブや唐揚げなどの中から、パンとたこ飯、匂いに惹かれた次男のリクエストで唐揚げを買って、店先に立ててあるテントで食べました。

お天気が良いと気持ちよくて最高だったと思います。雨だったので若干寒かったです。

でも、揚げたての唐揚げは美味しかった。

 

No.157 瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト「ソコソコ想像所」「Re-ing-A」

 

瀬戸内国際芸術祭 粟島

この作品は2か所に分かれています。

1つは、156番の作品からすぐのところ。もう一つは西の海岸にあるのですが、結構歩きます。

これまたお天気が良いと気持ちよくお散歩できたと思うのですが、大人の足であれば気持ちの良いお散歩もチビちゃんたちにとっては遠い遠い道のりなのでなかなか大変でした。

ただ、雨が降っていたのでカタツムリがたくさん出てきていました。そのカタツムリを道すがら長男と次男は嬉しそうに集めて歩いてくれたので何とか海岸までたどり着くことができました。

集めたカタツムリは何と15匹。

あ、そのカタツムリも写真撮っておけばよかった・・・

一先ず、156番から近かった方の作品から。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

お次は島の西に海に浮かぶ作品。

粟島沖に沈んだ船から引き揚げたレンガでつくられた赤レンガの象さん《Re-ing-A》

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

No. 158 SOKO LABO OPEN

 

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

海底の遺物をテーマに制作した作品が一部屋一部屋、お部屋いっぱいに広がっています。

▼これは粟島の海ほたるを想像させる一面の青

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

作品をみていると窓の外に見える紅葉も作品に見えてきたりして。

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No.159 漂流郵便局

 

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

「いつかのどこかのだれか宛」が多数おかれています。自分宛の手紙だと感じた場合には持って帰れる仕組みだそうです。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

子どもがあれこれ手を出してゆっくり読むことはできませんでしたが、不思議な空間でした。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

No. 160日々の笑学校・粟島研究所

作品No. 160 日々の笑学校・粟島研究所

 

2010年に発足した「粟島芸術家村」が「日々の笑学校」として再始動した若手芸術家を支援する施設。

作品No. 160 日々の笑学校・粟島研究所

作品No. 160 日々の笑学校・粟島研究所

作品No. 160 日々の笑学校・粟島研究所

 

沢山のお面を次々かぶって子どもたちは大喜び。

作品No. 160 日々の笑学校・粟島研究所

作品No. 160 日々の笑学校・粟島研究所

 

No. 161 思考の輪郭

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

旧幼稚園の外観とはギャップがありすぎる作品。

白と黒による独特の揺らぎやうねりのあるラインで空間が構成されています。

中はこちら。ジャジャーン。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

こちらも中にある椅子に座ってみていると、異空間に飛び込んだ感覚。

不思議な気分になってきます。

 

No. 162 過ぎ去った子供達の歌

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

廃校の校庭の隅に残された児童の銅像を使った作品。

ウッドチップが紅葉した葉っぱのようで、作品が際立っていました。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

そのほか粟島の番外編

粟島で見つけたかわいいものたち。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

島の人自作のオブジェ。

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

絵になる船のスクリュー

瀬戸内国際芸術祭2016 粟島

 

自分用に買って帰ったお土産

粟島では長男がほしいといった缶バッチと粟島の面白い形がたくさんプリントしてある手ぬぐいを買って帰りました。

缶バッチに描かれているスナメリは島に渡るときに運が良いと見ることができそうです。

そして、手ぬぐい。これ、めっちゃ便利です。土日に出かけるときに鞄に括り付けています。

子どもたちの手を拭いたり、自分もトイレに行って手を拭くときに濡れた手を鞄に入れたり、ポケットに突っ込んでハンカチを出さなくてよいのでいい感じ。

オシャレさんはスカーフを鞄に結んでますけどね。

実用性で手ぬぐい。よいですよ。
粟島で買った缶バッチと手ぬぐい

 

もう一つファイルも購入。

A5 2つ折りクリアファイル

A4用紙を二つ折りにして挟むファイルがボロボロになっていたので、捜していたのでちょうどよかったです。

因みに、粟島は海ほたるでも有名で、夏9月ごろまでは一面の青い光を見ることができるようです。

今度は機会を作って夏に訪れてみたいです。

 

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