やっと4分の1。暑くなると厳しそうな予感。
悪性リンパ腫の母の寛解を願ってスタートしたお遍路のみち。
4月9日土曜日は第79番札所の天皇寺から第68番札所の神恵院まで12か所をまわりました。
4月2日土曜日の3カ所と4月3日の6カ所と合わせて21カ所。全体の約4分の1です。ふ~。
写経の準備がギリギリで、全くストックができません。
逆打ちをしているので、香川県のお寺から回り始めました。
これから愛媛、高知と初めのお寺に着くまでに時間がかかることは間違いないので、更なる気合が必要です。
9日は日中24度まで気温があがり、暑いくらいのお天気でした。そして真夏にこれを回るのは大変なことだと実感した1日でした。
三輪鳥居といえば天皇寺
天皇寺はまず三輪鳥居が迎えてくれます。トップに貼り付けている画像です。
ミツワトリイは全国的にも珍しく奈良県桜井市の大神神社他数か所とか。
ウィキペディアによると他には
三峯神社 (埼玉県秩父市)、美和神社 (長野県長野市)、三輪神社 (愛知県名古屋市)、大神神社 (奈良県桜井市)、檜原神社 (奈良県桜井市) – 大神神社摂社、坐摩神社 (大阪府大阪市)
お住まいがお近くでしたら少し立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
天皇時は、今、客殿で本尊の21面間観音菩薩を開帳しているようです。ほっそりとした手足が美しい観音様だとか。
おなかには、空海が手彫りしたとされる十一面観世音菩薩が胎内仏として納めれているとのいわれがあるそうです。
写経をする時間をとるだけでいっぱいいっぱいで、事前に調べて出かけることができていない私は見れていませんが、開帳は2017年2月17日まで。
次の住職の代まで開帳はないということですので行かれたら拝んでおくとよいかもしれません。
郷照寺までは細い路地をゆく
次の第78番札所の郷照寺まではとても狭い路地を通ります。
え?道間違ってる?これこのまま行ったら行き止まりじゃない?と思わせる道にナビどおり突っ込んで行ってOKです。
目前に見える一段と細くなった路地を見て、「間違ってるわこれ(汗)」と引き返したのですが、その細い路地を通り抜けた先が郷照寺の駐車場でした。
(上の写真)本堂は四国霊場では珍しい特徴的な二重の屋根です。東大寺などにみられる奈良様式だとか。
朱色の鮮やかな天井の装飾も見ごたえがあります。是非足をとめて上を眺めてみてください。
他には3万体の観音像を納めた「万体観音堂」も入っていただきたいポイントです。
階段を降りてすぐ、数の多さにまず目を奪われます。そこは、空気感の違いが肌に触れる異空間です。
お寺自体、青の山の麓にあり、高台にある境内からは宇多津の街並みだけでなく瀬戸大橋までも見渡せます。お天気が良いとその眺めは最高です。
やっぱり最後はお勧めのうどん屋さん
天皇寺の近くは、ふつうのうどん屋さんしか知らないのでパスです。
天皇時から郷照寺までは車で約15分ですし、郷照寺の近くのうどん屋さんを2件ご紹介したいと思います。
郷照寺の近くといえば「本格手打ちうどん おか泉」。車で約5分のところにある有名店です。
お店の前を通るときは平日でも行列ができています。県外からの人も多いです。
おすすめは、名物「ひや天おろしうどん」。天ぷらの大きさに驚くだけでなく、抜群のコシがある麺にメロメロ。
あ~また食べたくなってきた。。。
でもでも、そんな行列に並んでいる時間がないの。
という方には、「うぶしな」さんがおすすめ。神社の息子さんが8年間「おか泉」で修行をされたようです。
郷照寺から西へ徒歩5分。宇夫階(うぶしな)神社の敷地内になるという面白いロケーション。
おすすめは揚げ餅が入った「宮うどん」と「肉ごぼうぶっかけ」です。
王道の「おか泉」さんにするか、「うぶしな」さんか。
案外、隠れ家的な「うぶしな」さんの方が案外面白いかもしれませんね。