2010年の第1回目開催から3年おきに開かれている「瀬戸内国際芸術祭」。
東京から香川県に引っ越してくる前の2010年、夫の実家を訪れた際に開催初年度の芸術祭を楽しく見て回ることができました。
2013年は子どもが小さすぎて余裕がなく・・・
2016年の今年は行きたいと思いながら、春は開催期間(2016年3月20日~4月17日)があっという間に過ぎてしまい、夏の開期(7月18日~9月4日)もあとわずか。
そして、8月28日日曜日の朝。
台風がせまっていているからか、朝の空気が少し涼しく感じ、予想最高気温を確認すると31度。
これは!
夏の開催期間も終了間近、行かなければ!
瀬戸内国際芸術祭。行ってみますか。
7時過ぎに次男が「起てよ~」と起こしに来て目覚めたのだけど、普段より遅め。
行くなら、下準備をして朝一のフェリーで行くのがベストけど、いつもの思い付き。
朝食を食べながら、
「瀬戸内交際芸術祭行ってみない?」
「行くなら早めに出ないとね」
「今日、なんか涼しいみたいなんだよね。行かない?」
「え?今日?」
とこの会話から
コンパクトに回れる「男木島」にしよう
取りあえず、2010年に瀬戸内国際芸術祭に行ったときに半日あれば十分に回れた「男木島」に行くことを決めました。
フェリーを調べると、準備をして間に合いそうなのが10時発の女木島、男木島行き。
急いで準備して、9時過ぎに家を出て、9時20分に港に到着。
私は港の前で車をおろしてもらって、女木島男木島行きの発券売り場に並び、主人は車を停めに。
列に並んでいると、パスポートを持っている人はサンポートの平地に無料で駐車が出来ると聞いて、パスポートを買うと連絡がありました。
フェリーに乗って
高松港から男木島に行くには、女木島を経由します。
女木島にも素敵なアートがたくさんあるのですが、「砂場で遊びたい」という子どもたちの要望もあるので、砂浜の近い男木島にに向かいます。
男木島の作品
男木島に到着すると、さっそく「男木島の魂」という作品が迎えてくれます。
▼カレードスコープ ブラック&ホワイト
これは今年度設置された作品。
モノクロの立体的な世界観が不思議な感覚を呼び起こします。
▼SEA VINE
陶器で作られたお花が細いワイヤーでつるされています。
お花の一つ一つに島のづ受位が描かれています
▼記憶のボトル
これは前回行った2010年にはなかったはず。
暗い部屋空間の中に入ると思わず「うぁ~!」と言ってしまった作品。
ボトルの一つ一つに写真やおもちゃが。まさに「記憶のボトル」
▼Lighthouse Keeper
木下惠介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」で語られる物語と実際の島の人々の生きざまが作品にされています。
独特の世界観に圧倒されます。
▼男木島 路地壁画プロジェクト wallalley
▼歩く方舟
旧約聖書に出てくるノアの方舟のエピソードに想を得た立体作品だそうです。
お天気が良いと、青い海にはえてもっときれいだったと思いますぅ。
長くなってきたので、男木島の他の作品は次の記事に書くことにします。
他にも魅力的な作品が満載です!
やっぱり男木島いい!
2010年ぶりの瀬戸内国際芸術祭でしたが、男木島はコンパクトで回りやすいです。
とにかく細い坂道だらけなので、ベビーカーは難しいですが、2歳児、4歳児を連れていても全然楽しめるのもうれしいところ。
まだまだすぐに騒いでしまうお年頃の2人を連れて美術館には行けませんが、瀬戸内国際芸術祭は屋外の作品が多くていい感じです。
作品を巡りながらのんびり島を歩くと、心がほぐれます。
「歩く方舟」という作品まで歩くときは、海岸線をとことこ歩いて行きます。
波の音に耳を傾けて、潮の香りをかいで、五感で楽しめる「瀬戸内国際芸術祭」を満喫できるポイントだと思います。
夏の開期は9月4日で終わってしまいますが、是非、秋10月8日(土)から11月6日(日)には来て、作品たちを体感してもらいたいです。
平日に年休でもとって、スケジュールに合わせてどこかで1拍。
心を洗って、日常に戻ってもらいたいものです。
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