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八十八番札所大窪寺の春

「母の悪性リンパ腫の寛解」を祈願して、四国八十八カ所を回ることを決め、2016年3月末から写経などの準備をスタートしました。

実家にはゴールデンウィークとシルバーウィークあらりに帰省したいと思っています。そこで9月の帰省時に母に納経帳を手渡すことを目標としました。

うるう年なので、八十八番札所の大窪寺をスタートとして逆打ちをします。2016年4月2日土曜日。まずは大窪寺から。

1歳児と3歳児のチビッ子を連れて巡ることになるので、どのくらいのペースで回ることができるのか、予定をたてようと思っても全く予測がつきませんでした。

一つ、義父母から1日10カ所くらい回ったと聞いていたので、チビを連れているのでそれは現実的ではありませんが、一応写経を納札は10枚ずつ準備して臨みました。

因みに、香川県から自家用車を使って回っていきます。

お寺情報はいろんなサイトに掲載されていますので、このブログには行って感じたことやその周辺情報などを書きたいと思います。

 

大窪寺に行ったら打ち込みうどんを食べよう!

大窪寺は香川県にきて4,5回行ったことがあるお寺でした。

お寺に行くというよりは、紅葉がすすみ、これから寒くなるぞ~という頃に、50年以上続く老舗の「八十八庵(やそばあん)」に打ち込みうどんを食べに行くのが我が家の恒例行事になりつつある感じです。

この八十八庵は大窪寺の目の前にあり、お店を利用すると駐車場を無料利用できます。

大窪寺は香川県を代表する紅葉の名所で、ピーク時はとても混みますが感動の景色がおがめます。

そして、寒い時期は長蛇の列ができていますが、打ち込みうどんは絶対食べて帰っていただきたい一品です。

寒い時期はこのアツアツの喉太うどんが喉を通ると、お味噌のお出汁とともに芯から体を温めてくれます。

お土産物屋さんのこんにゃくもとても美味しいです。

今回初めて買ったのですが、早速すき焼きに入れてみてとても美味しかったです。歯ごたえが市販のこんにゃくとは全く違います。お土産にいかがでしょう。

春の桜シーズンに行かれると、八十八庵の駐車場奥にぐるりとシダレザクラがきれいに咲き誇る光景を見ることができます。

今まで春に行ったことがなかったのでシダレザクラの存在を知らなかったのですが、今回はとてもきれいな桜を見ることができました。

そして、訪れる前に事前チェックをしておいたほうが良いこともあります。

自家用車で回るときは地元のイベントに注意が必要です

去年、打ち込みうどんを食べに、そして紅葉を見に行った日は、大窪時の随分手前で大渋滞が発生していました。

細い山道で引き返すに引き返せない状態。そのまま流れに身を任せるしかなく、何とかたどり着いた記憶があります。

何が起こっていたかというと、大窪時の手前に、「ながお」という道の駅があります。ここで紅葉イベントが開催されていたのです。

軽く1時間くらいロスします。

今回は4月2日土曜日に大窪寺を訪れたのですが、「4月3日(日)道の駅「ながお」さくらまつり」の看板が。

危なかった、翌日スタートしていたら、1日で大窪寺1か所しか回れなかったかもしれません。

車で行く予定を立てる際は、「道の駅 ながお イベント」で検索してからのお出かけをおすすめします。

 

88大窪寺①

 

納経帳は納経所で購入できます

事前に写経の用紙や納札と一緒に納経帳や御影帳をネット購入して持って行きましたが、大窪寺の納経所(御朱印をいただくところ)でも購入できました。

何種類かあって逆打用のものも置いてありました。、万が一家に納経帳を忘れてきてしまった方など(そんな人いないかな)に売っていますよ。という情報です。

写経や納札の記入など事前準備が必要でしたので、私は一緒に購入しておいてよかったと思いました。

また、ネット購入の方が送料込みでも若干お得だったりします。

納経帳が手元にあるとスタート前からテンションが上がるので、先に準備するのもお勧めです。

 

 

大窪寺は、お遍路さんに限らず、「うどんを食べに行きたい!」など、香川県を訪れる予定を立てておられる方には、是非一度足を運んでいただきたいお寺の一つです。

讃岐うどん店を何カ所も巡ってみるのも良いですが、八十八庵(やそばあん)の打ち込みうどんは1か所で数か所分に匹敵するお店だと思います。

打ち込みうどん自体、他県で食べることはなかなかできませんし、少し無理をしてでも予定に入れてみてはいかがでしょう。その価値はあります。

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