7年前にぷらっと立ち寄ったお花屋さん。その店先にあったニオイスミレ。
今年も満開です。
はて?これは何の植物だ?
でも実は買ってすぐに枯らしてしまいました。不精な私でも育てることができていたミニバラに水をやる時、残った水を枯れてしまったまま放置していた鉢にかけていました。
すると忘れたころに芽が出てびっくり!「これ何の鉢だったっけ?」としばらく自分が何を買っていたのか忘れていたくらいです。
しばらくするとハート形の葉っぱでワサワサになった鉢。
ニオイスミレ、買ったかも。
とある寒い冬の朝。満開に咲いたこの植物からふわ~っと香ってきた香水のような香り。あれ?何の匂いだ?と香りをかいではじめてニオイスミレを買ったことを思い出したのでした。
1輪飾るだけでも「甘い芳香」という言葉がしっくりきます。香り好きにはたまらなお花です。1年に1回だけ、今しか咲いてくれなくて、1年の大半を葉っぱだけの姿で過ごすので、今のこの時はとても貴重です。
ネット検索してみると、黄色やピンク、白などいろんな色のニオイスミレがあるようで、花の形も様々でした。うちにあるのは、一重のトップの写真の子と八重の白です。八重は少し遅咲きなので、やっとつぼみがたくさんつきはじめた頃です。
食べるお花エディブルフラワー
ただ咲いたお花を眺めるだけでなく、香りを楽しむために小さな花瓶に飾ってみる、これだけだと至って普通です。ただ、このお花の+αの楽しみ方があるんです。
「エディブルフラワー」という言葉をご存知ですか?私はニオイスミレを調べる中で知りました。
ヨーロッパでは食べるお花としての楽しみ方も一般的なようですが、日本ではまだまだ知られていません。いつかブームがくることがあるでしょうか。
エディブルフラワーの食べ方
食べ方としては、手っ取り早く摘み取ったままを生野菜に散らしてみると彩もきれいで目にも美味しいサラダの出来あがり。
もう一つは、砂糖漬け。卵白にくぐらせて、グラニュー糖をまぶして乾燥させます。そのまま食べてもよし、紅茶に浮かべてもかわいいです。
効能もあるんです
期待できる効能として、咳止め、口内炎、安眠、リラックス、神経症の鎮静作用などがあるようです。
フレッシュな葉っぱやお花にお湯を注いでフレッシュハーブティーにしてもよさそうですが、ちょっと青臭いイメージがあるので、お花をシロップ漬けにしてお湯で薄めて使うのがよさそうだと思っています。
今年はお花をシロップにつけてみたいと思っています。
ニオイスミレ おまかせ3個セット
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