アマゾンのプライム会員で、ヘビーユーザです。
楽天で買い物をすることが多かった時期もあったのですが、今はアマゾンを利用することのほうが多いです。
楽天でみつけて、「あー、でもこれアマゾンにもないかなぁ」とアマゾンで検索。
同じ商品を見つけた時、その商品がプライム(会員は送料無料)対象だったら、送料込みの価格を比較してみて安い方を選んでいます。
そんなアマゾンヘビーユーザーの私ですが、プライム商品を買うたびに「お急ぎ便(無料)」が標準設定されていることが気になっています。
デフォルトのまま何も考えずに注文すれば、お急ぎ便になるのです。
最近、仕事で脳・心臓疾患の労災の請求件数や支給決定件数にふれる機会が幾度となくあり、そのたびに運転手さん(自動車運転従事者)の決定件数の多さに胸が痛くなっています。
平成27年の自動車運転従事者の支給決定件数は87件。法人・団体管理職員22件の約4倍です。
ストレスには2種類あるといわれています。「頑張るストレス」と「我慢するストレス」です。
頑張るストレスによってたくさん出たアドレナリンは、異常な血管の収縮、血圧の上昇を引き起こします。
頑張るストレス、これは長労働と密接に関係しているようで、脳・心臓疾患の支給決定件数は多い職種順に「自動車運転従事者、法人・団体管理職員、営業職業従事者、飲食物調理従事者」と続きます。
一般的に長時間労働が連想される職種です。
そして、その1位は自動車運転従事者、つまり運転手さんです。
24時間営業。お急ぎ便。
便利になるのはうれしいけれど、本当に必要なのでしょうか。
「お急ぎ便」
本当に急いでいる時だけ選択するようにしたいと思うのでした。
この記事を書きかけて放置していた時に、日経ビジネスONLINEに「適当に」「急がない便があってもいい」の中で米国や英国のアマゾンでは「急いでない便」を選ぶことができることを知りました。
日本でも採用してほしいと思っていたら、今テレビで「今日注文して翌日届くことが魅力」なんで街頭インタビューでみんなこたえています。
そうだよね。そうなんだけどね。
本当の本当にとにかくめっちゃ急いでるって時だけ、お急ぎ便を使いたいものです。