このブログ記事は2009年から綴っていた別ブログの記事の一部(舌癌の記録)を引っ越したものです。
舌癌の疑いから告知、入院手術、術後の記録を綴っていたものなります。
舌癌の術後3か月
ご無沙汰しています。
昨日11月30日、術後3回目の経過観察のため病院に行ってきました。
MRIの結果は大丈夫とのこと。
舌に異変
ただ今回、病院に行く一週間くらい前から舌に異変が。
手術で舌を縫い合わせている部分、以前できものがあった所が白くなりはじめ、気になって眠れない夜を過ごしていました。
前回、術後2回目の検診の時も同じような膨らみが舌の奥の方にできた時は、3日くらいでなくなってほっとしたのですが・・
今回の膨らみは日に日に大きくなり、色はどんどん白くなって、局部再発の不安で押しつぶされそうになりました。
再手術でまた1cmのマージンをとって舌を切ったら、今度は喋りも食事も厳しくなってしまう。
再発?覚悟しなきゃ
舌に放射線の針を刺す小線源治療が可能かどうか東京医科歯科大学を訪ねてみようとあれこれ調べたり、舌癌を患われた方の術後の情報を得ようとネットサーフィンしたり。
情報を集める中で、切除した舌への短期間での再発は悪性度の高いものといった内容もあり、前回以上に強く死を意識しました。
少しずつ始めた産業カウンセラーの試験勉強も全く手がつかなくなり、子どもが欲しいという想いも叶わなかったかぁと眠れない毎日。
朝起きたら膨らみが無くなってますようにと祈りながら明け方ようやく眠りにつき、数時間後に目が覚めたら、その膨らみがあたる違和感から淡い期待も見事に打ち砕かれる。。。
特に27日の夜から白さが増し、なくなる気配もありません。
再発ですと言われる覚悟を持って病院へ向かいました。
「大丈夫」 に涙
先生に「大丈夫」と言われた時は、ほっとしたけど半信半疑。
心に残る不安から何度も聞き返し、「大丈夫だから自信持って」と言われて涙が出そうになりました。
病院から帰って、一気に疲れが出たのか泥のように眠りました。
一夜明け、舌の様子は相変わらずです。
ただ、違和感はあるけど膨らみ部分の痛みはなくなりました。
内側から縫っている所だから、ひょっとしたら糸が出て来ちゃうかもしれないと言われたその場所はまだ白く膨れています。
ご飯を食べたり、熱いものを飲むと痛む状態から解放され、不安な気持ちが軽減されるのはいつになるのでしょう。
今回は一先ず大丈夫と言われたことを嬉しく思おうと自分に言い聞かせたのでした。