2016年4月2日土曜日から母の悪性リンパ腫寛解を祈願してスタートした四国八十八か所巡り(逆打ち)。
いよいよ最終ステージに突入し、6月26日日曜日は第10番札所から第1番札所を回りました。
前回に続いて、第8番札所の熊谷寺と第7番札所の十楽寺の記録です。
色とりどりのあじさいが見事な第8番札所 熊谷寺
第9番札所の法輪寺から車で宇あく8分。四国霊場で最も大きな山門がそびえ立つ熊谷寺に到着。
山門と駐車場の間に道路が通っており、道路から駐車場に入ると山門側には行かないので、スルーしてしいそうになります。が、なかなかの存在感なので、車でお参りされている方も是非寄ってみていただいたいです。
駐車場までのアプローチ、そして駐車場から境内まで、境内の中も、色とりどりのあじさいに迎えてもらいました。
境内には三脚付きの一眼レフカメラをかまえたおじさま方が沢山。
「こんなに晴れると思わんかった(溜息)…」と顔を出した太陽を恨めしく思っておられました。
確かに。日陰のあじさいは一段と綺麗に見えますが、日向のはイマイチの発色。
あじさいは雨の中でこそ美しさが際立つお花なんだなぁと改めて思いました。
納経所には熊谷寺にちなんで、熊のぬいぐるみのついたお守りが山盛りに置いてあって、子どもたちが気になって仕方なかったようです。
桜の時期は近くに桜並木もあって綺麗なようですが、鎌倉のあじさい寺を回ったことが思いだされました。明月院・長谷寺・成就院に負けず劣らずの風景です。
第7番札所 十楽寺
第8番札所 熊谷寺から車で約12分。第7番札所の十楽寺に到着です。
山門をくぐると正面にたくさんの水子地蔵さんがいらしたことと、眼病平癒の地蔵尊の御姿と山門に巣作りしたつばめさんがせっせともう少しで今にも巣を飛び出しそうな大きな子どもたちに餌をとってきている姿が印象的だったお寺です。
四国八十八か所には、第52番札所 太山寺の一畑薬師、第39番 延光寺と第24番札所の番最御崎寺の目洗い井戸など、目の不自由な方の祈願所がたくさんあります。
がん封じのお寺は一か所でした。母は全6クールの抗がん剤治療が終わり、PET-CT検査待ち。全ての癌が叩けていることを願うばかりです。