うるう年は88番札所からの逆打ちがよい(ご利益が3倍)と聞き、主に土日や祝日を使って回ってきました。
そして、6月26日(日)に第10番札所の切幡寺から第1番札所の霊山寺をまわりました。
今日は、第10番札所 切幡寺と第9番札所 法輪寺のことを記録に残しておきたいと思います。
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この道突き進んで大丈夫?不安になり引き返した第10番札所 切幡寺
2016年6月26日 八十八か所巡り恒例の6時半に家を出発。第10番札所の切幡寺には7時45分に着きました。
事前の情報収集の中で車でのお遍路の難所としておさえていたところには入っていなかった切幡寺。
難所としてマークしていた第12番札所の焼山寺のお参りを終えて、すっかり気を抜いていたところでやられました。
ナビ通りに突き進むと草ぼうぼうの道なき道を行くことに、、、
何せ車に搭載しているナビが古いので、主人が運転の時はスマホの電波が通じるうちに大体のルートを確認して「次は右折して○号線に入る。」「しばらく道なり。」「3つ目の信号を左。」「ローソンが右手に見えたら左に曲がる。」などなどナビ役をしています。
が、私が運転の時は主人は寝てるかスマホで遊んで全くナビをしてくれず、大概おかしな道に入り込んでしまいます。
「後ろに座ているときは寝てないでナビしてね!」四国八十八か所を回りはじめて何回言ったことか・・・
どんな道だったか写真でもあればよいのですが、私が運転していたので残念ながら残っていません。
お寺の近くに到着してからも「???これ登っていいの?」不安な坂道に遭遇
あとから調べてみると、第1番札所から順打ち出回る場合、最初の難所と言われるお寺のようでした。
山門のところに駐車場があり(一番上の写真の左に見える白い線が駐車スペースです)、でも山門をくぐって石段があるよこに車が走れる道があったので、「まだ行けるのかな?」と登ってみました。
すると、上の写真のような急こう配を左に深く曲がる道に遭遇。
これ本当に登っていいの?と不安になり、無理かな?と諦めて下の山門近くの駐車場に停めました。
が、無理だと思っていた道から軽自動車が降りてきました。
「んん?行ける?」
山門からは333段の急な石段が待ち構えていて、まだみんな登る前だったので、再び車を取りにいって急こう配を車で登ってみることにしました。
行ける。
6人を乗せた車がうなりながら坂道を登り切ったところに、駐車場がありまだ8時前でしたが、数台車が停まっていました。
本堂の裏にある「幡切観音」立像が寺号の由来となっているようです。
本堂の左手にある階段を上がると上が円形、下が方形の珍しい形の「多宝塔」が在ります。
下の写真はその手前にある不動堂へ向かう石段です。
生命の護り笛(災難除護身用)
すっと到着できなかった切幡寺。次に訪れる機会もなかなかないかもしれないので、他であまり見たことにないお守りに惹かれて購入しました。
この頃異常気象による災害が増えていますが、土砂崩れなどで埋まってしまったとき、山や海で遭難した時、地震で倒壊した建物に閉じ込められた時、痴漢や暴漢に襲われた時、何らかの要因で個室に閉じ込められた時など、緊急時にとても有効だときく笛。
お世話になることがないに越したことはありませんが、子どもに身につけさせておいても良いかもしれないと思い購入しました。
第9番札所 お手洗いや納経所がとてもきれいな法輪寺
第10番札所の切幡寺から車で12分。トイレや納経所がとても綺麗なお寺でした。
こちらのお寺で買おうと思っていたのが、88か所ステッカー。
もっと早くにステッカーの存在に気づけばよかったのだけど、お寺によって違うとは、そして限られたお寺でしか売っていないとは知らず、、、
遠すぎてなかなか行かないであろう、第42番札所の仏木寺や県内とはいえあの石段を再びと考えるとすぐに行くことはなさそうな第71番札所の弥谷寺のステッカーは買っておきたかったなと今頃思います。
でも、一番ほしいのは第55番札所の南光坊のステッカー。いつか近くに行くことがあったら、忘れずに寄りたいです。
山の中にある第10番札所の切幡寺とは対照的に、田んぼの中の平地にのんびりとたたずむお寺でした。