いつか行ってみたいと漠然と思っていた「ホエールウォッチング」。
オーラのように、見えるかもしれないし、見えないかもしれないという何となくの情報を知っていたので、折角行っても見えないと残念すぎるよね・・・とそのままになっていました。
が、なかなか寝付けなかった日に、何となく検索。
「高知 ホエールウォッチング」
いくつかヒットしたのでその中身をチェック。
ホエールウォッチングは4月頃から10月頃までの季節もののようです。
Contents
高知県でホエールウォッチングができるところ5選
ヒットしたのは、室戸市ホエールウオッチング(室戸 佐喜浜漁港)、土佐市宇佐ホエールウォッチング(土佐)、大方ホエールウオッチング(黒潮町)、ジョン万ホエール&イルカウオッチング(土佐清水)、窪津漁協ホエールウオッチング(土佐清水)。
サイト内容から、実績が紹介されていて、どのくらいの確率で見ることができるかが何となく想像できる土佐市は宇佐のホエールウォッチングか大方ホエールウォッチングだなぁとそれぞれを比較してみました。
大方も魅力的でしたが、足摺岬という高知の南西部に近いところだったので断念。
というのも、今回調べてみて初めて知ったことが、その出港時間の早いこと。
ホエールウォッチングは、午前8時便、9時便と早い時間のもの多いのです。早い便の方が、明け方帰ってくる漁師欄からの情報が得やすいことから、発見率が高いというのがその理由らしいです。
朝8時便に乗ろうと思ったら、高知まで2時間強という時間を考えると、当日早朝に家を出てもいけなくはない時間。
ただ、寝不足の中2時間運転して高知まで行って、そこから半日船に揺られることを考えると、乗り物酔いしやすい私はホエールウォッチングどころではなくなってしまうだろうと思いました。
宇佐の港に近い宿はどこだ?
8時に出港する便を予約すると考えたら、宿のチェックアウト時間も相当早くなることは明らかなので、出港する港にできる限り近い宿はないかと検索しました。
「宇佐 ホエールウォッチング 宿」
そして、検索結果から3つの宿が候補にあがりました。
1.土佐龍温泉 三陽荘
最安料金8,640円~
楽天の総合評価4.0(アンケート件数74件 20170903現在)
2.ヴィラ サントリーニ
最安料金19,440円~
楽天の総合評価4.6(アンケート件数397件 20170903現在)
3.国民宿舎 土佐
最安料金2,700円~
楽天の総合評価3.8(アンケート件数462件 20170903現在)
真っ先に目にとまったのは、「ヴィラ サントリーニ」。
エーゲ海を思わせる白い壁。青い空と海。
泊まってみた~い!
でも、朝食もままならない時間にチェックアウトするのに、この宿泊料を出すのはもったいない。というか、小学生にもなっていない幼児を連れて行く雰囲気のところでもない。いつか泊まってみたい宿です。
「国民宿舎 土佐」安!でも、泊まるだけといえども、おいしい料理も食べたい。
最終的に、予約したのは「土佐龍温泉 三陽荘」でした。決め手は、「ホエールウォッチングプラン」があったことでした。
通常6,000円の宇佐ホールウォッチングの大人料金が5,500円お500円off!
宿から予約の確認電話が入る際に、出港希望時間などを確認され、宿から連絡をいれてくださるので、ホエールウォッチング直接予約する必要はありませんでした。
予約できるお部屋が山側しか残っていなかったので、目の前が海という立地にもかかわらず、全く海は見えませんでしたが、料理も宿泊料を考えれば良いと思います。
宿の目の前が海水浴場(宇佐町竜の浜 ドラゴンビーチ)
土佐龍温泉 三陽荘の目の前は海水浴場でした!
仁淀ブルーと言われるなんとも言えない色の清流から水が流れ込んでいるだけあって、その青さがなんとも言えずきれいでした。
リサーチ不足で、まさか目の前が海水浴場とは知らず、水着を持って行ってきませんでしたが、早めにチェックインしたので、子どもたちと早速ビーチへ。
子どもたちは波打ち際に入って喜んでいましたが、そのうちザブザブに。まぁ、もういいね、ってくらい濡れたので、そのまま浸かって楽しんでいました。
宿の前にも砂を落とすための水場があるので安心です。
7時半チェックアウト。宇佐しおかぜ公園まで来るまで10分。
2017年8月26日土曜日。宿から宇佐の港までは車で10分。
もともとお遍路さんがよく泊まられるなどということもあって、朝6時半から朝食を準備してくださり、7時30分にチェックアウトしました。
ナビで住所を入れると「ここじゃないよね?」ってところに案内されてしまってので、焦って港の方に電話。大きな鯨のモニュメントが道沿いに見えるのでもう少し先です!と教えてもらい15分前頃に到着しました。
乗せていただいたのは上の写真の水色の船でした。
当日は、4隻出港していて、同じ船に乗った方は、4人のご家族とカップルの2人、そして私たち家族が義父母含めて6名。12名がこの船に乗り込んで、船長さんとともに出港しました。
で、クジラは見えたの?見えなかったの?
それで、クジラは見えました?って重要なことですが、見えましたよ!「ハナゴンドウ」が。
8時ピッタリに出港して、1時間半沖に船を走らせた9時30分頃のことでした。
「ハナゴンドウ」って何?ってことなんですが、クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科ハナゴンドウ属に属する海棲哺乳類だそうです。
クジラともイルカとも言えるとも言えないとも、何とも言えない「ハナゴンドウ」。
宇佐ホエールウォッチングのブログには、ハナちゃんとよく書いてあって、ハナちゃんって何だろ?と思っていたのですが、ハナゴンドウのことだったのかと思った次第です。
ちなみに、ブログのホエールウォッチング成績をみると、登場するのは、ニタリクジラ、ハナゴンドウ、カズハゴンドウ、ハンドウイルカ、ハシナガイルカ、マダライルカ、ハセイルカ、シワハイルカです。
ストレスコーピングの手段の一つとして
週間天気予報では晴れだったのが、2日前くらいから降水確率40パーセントになってしまって、ひょっとして出港できなくなるのでは・・・と心配していました。
でも、そんな段階でキャンセルしてもキャンセル料がかかってしまうので、雨だったら適当に観光して帰ろう、子どもたちは雨が降ったら「動物園に行く!」と言っていましたが、出港前日の朝、中津渓谷を散策してるときに「明日は出港します!」と連絡が入りました。
台風が来るかもしれませんし、お天気ばかりはどうにもコントロールできませんが、東京からも土佐空港までビューンと1時間半でいけちゃいますし、そこから車で宇佐まで1時間。
日常のモヤモヤやしがらみから自分を解放してあげる時間を作ってあげるのも、ストレスコーピングの一つではないでしょうか。