2016年4月2日土曜日から母の悪性リンパ腫寛解祈願のためにスタートした四国八十八カ所巡り。
6月11日土曜日は第20番札所の鶴林寺から第11番札所の藤井寺まで回ることができました。
この日は一番の難所と言われる焼山寺が予定に入っていたので心してのぞんでいました。
最大の難所到来?第12番札所焼山寺までの道中はいかに
第13番札所の大日寺から大12番札所の焼山寺までは約1時間。
事前に収集した情報によると、「11番札所からナビをセットするとふた山超えのどえらい道を案内される。道も狭くてハンドル操作を誤ると死んじゃうかも。先に13番札所をセットして、近づいたら12番をセットするとよい。」とのこと。
逆うちをしているから、もともと13番札所から第12番札所への移動ということは、普通にナビに頼っていいのね?とカーナビセット。
確かに道は細いですが、第35番札所の清瀧寺を経験していたのでそれほど大変だったという感覚は残っていません。清瀧寺は本当にきつかった。対向車が来ていたら、一体どうすれば?な道。あんな細いくねくね道バックで走れません。。。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれ、第20番札所の鶴林寺、第21番札所の太龍寺と並んで阿波の三大難所とされている焼山寺。
第66番札所の雲辺寺に次ぐ高さの標高938mその八合目に位置します。お寺はとっても遊び心があってほっこりしました。
上の写真のバックに写っている何の変哲もない石の冊に、小鳥やカエル、カタツムリなどの石像が時折ちょこんと迎えてくれて、お寺の境内までの道をいざなってくれます。
道すがらいろんな石像があって、これも目を楽しませてくれました。
写真にはとりきれないくらいたくさんの石像があります。全国の様々な方から愛されているお寺なんでしょうね。
とても広く綺麗な境内です。
落ち葉一つないほどに綺麗にお掃除がされてあって、とても気持ちの良いお寺でした。
沢山の木々に囲まれて深呼吸もとても気持ちが良いです。吸った息が体の隅々までいきわたっていくようなイメージに包まれます。
さて、この焼山寺を出発したのが14寺45分。
お天気ももってくれて助かりました。次の第11番札藤井寺まで車で約1時間半。藤井寺がこの日の最後のお寺になります。
第11番札所 藤井寺
藤井寺の名前のとおり、空海さまお手植えといわれている藤棚があります。
5月の満開の時期に行くときれいなんでしょうね。
藤の花の見ごろは終わっていましたが、きれいなアジサイのお花が迎えてくれました。
お寺自体はごくごく普通ですが、天井画の龍がすばらしいです。あ、写真はありません。
この日スタートした第20番札所の鶴林寺では山のお天気で雨が少しパラッとしましたが、最後まで降られることなく回ることができました。
そして、帰りに驚いた第12番札所焼山寺までの道案内。
歩き遍路の方は、この道を登っていかれるということでしょうか。頭が下がります。
さあ、いよいよ次で四国八十八カ所巡りが終わります。
心残りのないように、写経をしっかりかいて、少し事前に情報収集する時間をとってお参りできたらと思っています。
7月中には高野山に行って結願できれば最高なんだけどな。